屋上のコンクリート床面に散布して、浸透させたクリスタライザーはガラス質の結晶を生成して、コンクリート中の微細な毛細管、気孔を充填して雨水、湿気の浸入を遮断してしまう効果が発生します。すると、塩分、酸性物質が水に溶けてコンクリートに作用できなくなるので、コンクリートは中性化破壊を生じ難くなり、建物自体の耐久性を高めるのに役立ちます。

☆クリスタライザーRFの作用

1.屋上のコンクリート床面に塗布したクリスタライザーRFは、コンクリートの毛細孔や気孔を通って深部迄浸透し、やがて、硬化してガラス質の結晶を形成します。
2.ガラス質の結晶で充填、密閉されたコンクリートの毛細孔や気孔は水を透し難くなるので、雨水や湿気はコンクリート内部に浸透し難くなります。つまり、防水性が向上します。
3.透水性を低められたコンクリートは、同時に、ガラス質固有の耐酸性を付与されますので、より硬質なコンクリートとなり、合わせて、塩害、酸性雨、排気ガス等の酸性物質の浸食から保護されることにもなります。つまり、クリスタライザーを塗布したコンクリートは化学的な浸食作用を受け難い性質となります。

 

☆施工方法

1.クリスタライザーRFは屋上コンクリート床面に塗布するだけで良く、以下の手順で、誰にでも簡単に施工出来ます。
一液性の塗布液ですから、硬化剤を配合・混合する等の煩わしさがなく、缶から出せば直ちに使用できます。
2.最初に、施工面の清掃を行い、泥土、コケ、雑草等を除去し、水洗いした場合には2〜3日干して、施工面を充分乾燥させてから施工に移ります。
3.クリスタライザーRFをジョウロで散布し、凹面に溜まった液を布モップで塗り広げておきます(液溜まりさせたまま放置しない)。
4.コンクリート表面が緻密な場合には塗布作業は2回行いますが、表面が粗雑で強度が低下しているコンクリートの場合には3回以上塗布作業を繰り返すようにします。一回目の塗布を終えたら1時間以上のインターバルをおいてクリスタライザーを充分乾燥・硬化させておいてから2回目の塗布作業を行う様にします。
5.肉眼で確認できる大きさの亀裂はクリスタライザーの塗布だけで補修(充填・密閉)することはできませんので、必ず樹脂系パテ等を用いて事前に亀裂補修をしておかねばなりません。
6.塗布量の目安:標準のコンクリート素地に対して 1回目=0.15Kg/m2
                                2回目=0.12Kg/m2  2回目以降=各0.10Kg/m2を目安にします。 

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