木材に浸透させたクリスタライザーは、内部に浸透して、ガラス質のバリヤーを生成して木材固有の吸水性を低減させ、風雨の浸食作用から木材を保護し、更に、木材を難燃性にかえて火災発生を抑止し、硬度を高めて摩耗し難くするなどの保護作用があります。


☆クリスタライザーWSの作用


1.クリスタライザーWSは外観が乳白色をした水性の溶液です。木材に塗布して放置すると、ガラス質の結晶を形成します。
2.木材に塗布して浸透させたクリスタライザーの結晶は水に溶け難く、木材中で固化すると、雨水の浸入を阻害し、その結果、木材の樹脂(木精成分)の流出を抑止させるので、木材を難燃性にしたり、風化腐食を防止できます。
3.クリスタライザーの結晶は硬質で摩耗し難いので木材の耐摩耗制を向上させます。
木フローリング材の保護処理に最適で、クリスタライザーを浸透させたフローリングは傷つき難く、タバコの火で焦げ難く、ワックス効果も上がり光沢に優れた表面を維持できます。
4.クリスタライザーWSを浸透させた木材は防水性(溌水性)を発揮しますが、水蒸気を透過させる作用を維持しますので、木材に必要な呼吸作用を阻害しませんから、木材を過度に収縮、変形させません。
5.被膜形成型の木材塗料ではありませんので表面に塗膜を形成しません。従って、充分浸透させることで塗膜のハクリ現象を回避でき、外観の悪化を避けられます。

☆施工方法

1.クリスタライザーWSは乾燥状態の木材に塗布して浸透させるだけですから、誰にでも容易に施工できます。
2.木材の吸収性が高い時には繰り返しクリスタライザーを塗布します。塗り重ねは前回塗布した溶液が乾燥し切ってから行います。
3.木材の表面に付着した油脂や汚れは、事前に、シンナーや洗剤を用いて洗浄、清掃しておいて、乾燥状態になってからクリスタライザーを塗布します。
通常では2回〜3回にわたって塗りかさねをします。
塗布量の目安 : 1回目    = 0.10〜0.11kg/m2
            2回目以降 = 0.08〜0.10kg/m2
従って、2回塗の場合には、 76〜88m2/1缶(16Kg)施工可能です。

4.1回目を塗布した後、少なくとも4〜5時間以上放置して乾燥させてから次の塗装にかかるようにします。
☆塗装方法
1.クリスタライザーWSの塗装は、毛刷毛、ローラー刷毛等でも塗布できますが、塗布面に液溜まりを生じさせないようにするためには、取手のついたスポンジ、或いは布モップを使うようにします。エアスプレイ、エアレススプレイ等の塗装機器を使用しての塗装も可能です。
2.塗装機器、工具類は水道水で洗浄します。

 


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